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塾はどうみられるべきか?③「未来に繋がる組織になるために」

さて、塾が出来てから100年間。

基本的に塾の構図は変わっていません。対面集団授業、個別指導、衛星授業、ビデオオンデマンド、通信教育、タブレットなど、形式に多少の変化があったとしても、根本的に「先生が生徒を教える」というスタイル自体に大きな変わりはありません。

また、「受験の合格のため」という根本的なラインも変わっていません。多少人間教育や情緒教育を行う塾も出来てはいますが、消費者側から見た「塾」は、未だに「学校以外で受験の為に勉強を教えてくれる所」なのです。

前々回の記事で書いた「こんな塾はダメだ」という内容について。事前に保護者世代の方数名におみせをした上で、「こういうのが普通にまかり通っているのが塾なんですよ」とお話をすると、この様なご意見が帰って来ました。

「これがいけない事だなんて知らなかった。というか、気にしていなかった。」と。

そう、つまり消費者(保護者や生徒)が塾に求めるのは、「熱心な先生の塾に、楽しく通って、成績が上がって、合格する」事だけを求めているのです。塾業界が当たり前の様にやって来た「間違い」が、間違ったまま「常識」となり、やってはいけない事との区別がつかなくなっている、という事があります。スーパーで買って来たレタスに大きな破損があったら、「取り替えてくれ!」と文句を言う様な人も、塾の「いけない!」に関しては無関心、または不勉強。そのままでは塾は間違いなく良くなりません。もっと「厳しくて」「正しくて」「詳しくて」「勉強熱心」な方に叱ってもらわないとなりません(個人的な好みを押し付けて来るクレーマーを相手にするという事では無く)。

その為には、「これはいけない塾だ」という事を保護者の世代の方に教育する必要があります。塾がやるべき事は、「あまり良くわからない子どもを騙し、不勉強な消費者を騙す」事ではなく、正しくて冷静な判断基準を有する勉強熱心な消費者を相手に磨かれる事、だと考えています。

まず、塾経営者が未来に向けて考えるべき事。

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①経営と運営の違いを認識する

利益と売上、監督とキャプテン、貸借対照表と損益計算書、スパイラルとループ、将来設計と日常業務管理 、明後日を見ている人と目の前を見ている人、以上の違いを認識する事。全て、前者が経営、後者が運営。

「永年塾の経営をして来ました」という人に訊いてみると、「それは経営ではなく運営、、、」と思う事が多々あります。

「子どもが好きだから」で、子どもを教える(+それに付随する業務)しか出来ないのであれば、マトモな経営は出来ません。勉強を教える事に特化するヒトも必要ですし、それ以外の「ずーっと先を見ている人」も組織には絶対に必要です。そうでなければ、マトモな組織には成長しないのです。

どうして組織をマトモにしなければならないかって?
入社後3年以内の離職率が48.9%の業界。マトモな組織、マトモな業界ならば、この様な結果にはなっていないはず。これって、「せっかく教えてくれていたお気に入りの先生が、3年と持たずに辞める」可能性が高いという事です。この様な事がわかっている業界に、次世代の若者は就業したいと思うでしょうか?業界全体をクリーンナップしなければ、より良いサービスを提供する従業員(この場合、先生)を長期のスパンで教育して行く事等出来ません。

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②ブルーオーシャンとレッドオーシャン

組織は常に変革を求めなければなりません。携帯電話が毎年の様にモデルチェンジや新機種発表をしているのもそうです。

ブルーオーシャンとは、簡単に言えば「透き通った海」の事。誰も泳いでいない、新規開拓市場の事です。

ただし、ブルーオーシャンはいつまでも透き通っていません。「今まで誰もやっていなかった」事は、一度誰かが見つければ必ず誰かが後から入って来ます。ですから、この概念自体が幻想だと言っても過言ではありません。特に体力のある大きな企業が後から参入した場合、体力の無い中小企業は必ずやられます。

ブルーオーシャン(新規市場)で勝負をかける場合、これ自体を否定するつもりはありませんが、「毎日一個ずつブルーオーシャンを思いつく」くらいの気持ちで無ければ、長期戦略には向いていない思考だと言えます。塾経営者には、この様な「刹那的な施策」で現状を乗り切ろうと模索する人が多いです。

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③あなたの会社は100年後に何をしていますか?

ワシントンポスト、という会社をご存知でしょうか?
1877年に創立した、ワシントンに本社を置く企業。名前くらいは聞いた事があると思います。

「ワシントンポストは何をする会社ですか?」と皆さんに質問すると、「新聞社」という返答が帰って来ました。
うん、予測通りで運びやすい展開です(笑)

ワシントンポストは、新聞社ではありません。
まず、つい10日前までの「ワシントンポスト社の新聞事業の社内シェア率は14%」にしか過ぎませんでした。ワシントンポストの主要事業は「Kaplan(カプラン)」という大学を含めた教育事業。新聞社としてスタートしたワシントンポストは既に「教育産業」の企業なのです。

さらに、2013年11月19日。つい10日以内のお話。ワシントンポストの新聞事業は、Amazon創始者のジェフペゾスという人物に売り渡され、シェア率0%という事になります。そして11月29日(明日)、ワシントンポストという社名は世の中から消滅します。

「教育村の事は教育村の企業がやる」「塾は塾村の村民がやる」これが日本の考え方です。非常に狭いコミュニティで成り立っている業界と言っても過言ではありません。

しかし、上記の例を見て、「これまでがそうだったから、これからもそうだ」と言い切れるでしょうか?ベネッセなんかよりももっともっと大きな、例えばソフトバンクが民間教育に参入してくる可能性、海の向こうからAmazonが責めてくる可能性が「絶対にない」と言い切れますか?

※実際にあった事ですが、つい昨日、海外資本の大手コンサル会社より「塾の事業形態の調査をしたい」という事で、私の所にヒアリングの調査依頼がありました。「塾」という形態は、いまや塾村の人間だけの物では無く、村民が気がついていないだけで「外から虎視眈々と狙われている」可能性もあるわけです。その様な村民の呑気な姿を、村の外の住民が「こいつら、何もわかっていないな」と苦笑いしながら、「やるならイチコロで潰してやる」くらいに思っているかもしれないのです。

それを踏まえた上で、皆さんに尋ねました。
「皆さんの会社は、100年後何をしていますか?」と。

様々な答えがありました。ああしたい、こうしたい、こうなっていたい。

しかし、この設問には「正解」があるのです。

答えは、「よくわからない」です。

インチキな答えに聞こえるかもしれませんが、真剣です。どうなるのか解らない未来に向けて、状況に応じて、フレキシブルに発想し、ワシントンポストの様に事情によっては「塾が塾を捨てる(この場合の塾は「塾とは子どもに勉強を教える所という概念の事)」可能性も考えなければならないのです。

新聞社が新聞事業を辞める。この発想はアメリカ合衆国など海外の考え方で、日本には持ち込まれない、と絶対的な自信を持って宣言出来る人はいないはずです。どうしてか?

悲しいながら「塾なんて誰にでも出来る」と考えられているからです。様々なビジネスモデルを持った企業が、本気で教育に参入したら、イチコロだと思いますけどね。

教育村の村民は、異業種のヒトとあまり仲が良くない、、、というかひきこもりなので交流していないのです。自由競争社会の中で「柔軟な発想」を持って黒船がせめて来たら。
私は「そうならない様に」異業種経済界と教育界の堤防を決壊させて、ある程度の融合を図っておくべきだと思います。

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④京都企業の考え方

京都という街は非常に特殊です。東京よりも街が狭く人口が少ない。権力には屈しないが、権威にはひれ伏す。
独自の文化を守り、保ってきた市場だと言えます。街が狭いので、「街の中の同業他社」と本気で喧嘩をすると、すぐに血みどろの焼け野原になりますので、「競合しつつも共存する」工夫をしながら企業が活動を続けています。

ブルーオーシャンの考え方は「新事業開拓」ですが、京都企業の考え方は「新技術開発」。

海の引っ越しを行うのではなく、「自分の海を泳ぎながら、他には絶対にマネ出来ない独自の技術を開発」する事で、独自性を保って自社のブランディングを行っています。

島津製作所、村田製作所、大日本スクリーン、オムロンなど、「うちにしか出来ない!」得意技を見つけるのが得意な企業が多く存在しています。

そう考えると、「うちにしか出来ない」とは何なのか?真剣に考える必要があります。
すぐに思いつく事は隣の誰かさんも思いつきますし、誰かがマネ出来る事であればすぐにマネされます。

ブルーオーシャンを見つけるのも、新技術を開発するのも、相当勉強しなければなりません。
不勉強なまま「ふと思いついた」程度で考えていたら、それは既に誰かがやっていた、という事もあります。

「今存在していない」と考えた事は、
①不勉強で既に存在している
②昔誰かがやったけどダメだった
③本当に新しい

のいずれかで、90%は①②だと言われています。業界内の事だけではなく、業界の外にもアンテナを伸ばし、様々な情報を得て勉強しなければなりません。またしてもワシントンポストやAmazonの例で恐縮ですが、「自分の塾村の外から敵が攻めて来る」可能性もあるわけですから。

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「当たり前の事を当然の様に知らない」人間が、偉そうに子どもを教えているなんて、いけませんよね。
「子どもに聞いたアンケート調査」でも、「尊敬出来る人」は1位がぶっちぎりで「頭の良い人(勉強が出来る人という事では無く)」なのです。子どもが大人になっても、変わらず「頭の良い人」でいられないとなりません。

社会経験の少ない子どもや、不勉強な大人を「騙して」存続するのではなく、厳しい消費者に囲まれて、「一所懸命勉強して守るべき所は守り、子どもの未来を担う立場として未来の事も考える」存在でなければ、我々は美しくなりません。

常に一目に晒されている女性は、いつまでも綺麗なままでいられるんです。人から見られる事を諦めた女性は、若さだけで勝負をしていた頃の見る影も無くなってしまう。

この意識がとっても大切だと思います。

(終)
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塾はどうみられるべきか?②「ブラック企業とコーポレートスローガン」

前回の内容を踏まえた上で、「ブラック企業の条件」を提示しました。例としては以下の通り。


 □労働時間が1日12時間以上で、残業手当無し。
 □給料が安く、頑張っても昇給する気配はない。
 □給料の遅配が当然の様に行われる。
 □入社3年以内の離職率が高い。
 □労働契約書や服務規程が存在しない。
 □仕事が誰でも覚えられ、体力勝負で数年後にボロボロになり捨てられる。
 □30になって給料が上がってくると首を切られる。
 □他人に入社を勧められない。
 □従業員が働いている事を隠したがり、「どうせ言ってもわからないよ」などと自社を卑下する様な発言が多い。
 □年中求人広告を出している。
 □給与が仕事量に比して異常に安い、残業代がない。
 □求人広告に提示されている給与に幅がありすぎる。
 □年間の昇給(給与改定)回数、賞与回数がやたらと多い。
 □募集資格が学歴不問、未経験者OK、フリーター歓迎。
 □「やる気」や「熱意」などをやたらと押している。
 □「明るい職場です!」というキャッチと供に、ガッツポーズの従業員の写真
 □試用期間が6ヶ月など、異常に長い。
 □仕事内容にノルマなし、一から教えますなど妙に甘い言葉を並べている。
 □募集広告で夢とか熱意とかやる気とか、やたらと精神論を並べている。
 □求人広告に社長と社員が和気あいあいと写っている集合写真を載せている。
 □社員紹介の写真になぜかやたらと美人の女性社員を使っている。
 □入社前研修がない。
 □社員の平均年齢がやたらと若い。
 □求人への応募先や人事からのメールに担当者の名前を書いていない。
 □素敵で耳馴染みの良い言葉ばかり並べている。
 □受付の女性の愛想が悪い、又は顔が疲れている。
 □社内が汚い、又は空気がおかしい。
 □面接と同時に即採用。
 □勤務条件や待遇の説明をあやふやにして、前職給与も聞いてこない。
 □離職率・平均勤続年数・社員数のデータをいわない、またはウソを言う。
 □前日など急に面接を指定してきて、当日履歴書を持参させる。
 □履歴書経歴書等の内容を見て意味のない侮辱をする。
 □若い面接官が圧迫面接をしてくる。
 □面接日にすぐ内定がでる、又は、ほぼ合格的な事を言われる。
 □面接官、社員の態度が横暴。
 □体力面のことばかり聞いてくる。
 □社内指定のカレンダー休日と言って、年間休日を教えない。
 □試用期間中の社会保険や健保が未加入だったり、有給休暇がない。
 □入社1~3年の間の賞与ゼロ、退職金ゼロ。
 □社員募集なのにアルバイト、業務請負、契約社員として採用しようとする。
 □入社時に物を買わせようとする。
 □募集内容の記述と面接で提示された条件が違う。
 □社員の目が死んでいる、顔色が悪い
 □社員が常に曖昧な笑みを浮かべている。
 □社員が会社から異常に元気を出せと強要されている。
 □職場にOA機器があるのに禁煙、分煙が徹底してない。
 □入社を慌てさせる。
 □トイレが汚い。
 □面接で提示された条件と実態とがまったく違う。
 □残業するのが当たり前の社風。
 □休日返上当たり前の社風。
 □入社後3年以内の離職率が高い。
 □新入社員が試用期間中に退職していく。
 □誰でもできる仕事だからと上司が言っている。
 □労働組合がない、作ろうとした者が解雇された過去がある。
 □有給がない、あってもなかなか使わせない。
 □親族・友人の冠婚葬祭への出席もままならない。
 □タイムカード、出勤簿が無い。
 □社員の吊るし上げ、イジメ行為がある。
 □日常的に上司が部下に体罰をしている。
 □経営者や幹部に「社員を雇ってやってるんだ」という傲慢な態度がある。
 □一族による独裁経営。
 □社員の恐怖感、危機感、不安感を煽って操ろうとする。
 □不祥事を揉み消すことがある。
 □社員が貧乏になり、経営者だけが贅沢三昧している。
 □経営者が会社の金を好き勝手に運用している。
 □退職の決まった社員をいじめて、精神的な打撃を与えようとする。
 □辞める間際に甘言で引き止める。
 □定年退職・円満退社をした社員がほとんどいない。
 □上司が部下を社外の人間のいる前でも平気で怒鳴りつける。
 □福利厚生がない、または未整備。
 □就業規則・業務マニュアルがない、または公開しない。
 □技術的な研修をせず洗脳セミナーや軍隊・宗教のような研修をさせる。
 □保険、年金など法律を守ろうとしない。
 □定期昇給制度がなく、社内統一の給与モデルがない。
 □幹部が体育会系原理主義でビジネスと根性論を混同している。
 □従業員のほとんどがアルバイト。
 □昼休みが60分未満、もしくは昼休みなのに休めない。
 □上司への付け届けを強要する。
 □交通費の支給が少ない。
 □極端に不潔な社員がいる。
 □社長お気に入りのイエスマンばかりが残っている。
 □反発精神のある社員が多く、ほとんどはその正当な理由を持っていない。SNSなども含めて陰でコソコソと文句を言っている。
 □始業時間よりも極端に早く出社することを要求する。
 □病気になる、倒れる、過労死するほどの激務を強いる。
 □経営者が盗聴器をしかけたり、尾行、張り込み等をしている。
 □会社の諸経費に社員が自腹を切り、それを会社が支払わない。
 □履歴書等応募者の個人情報を社内で回し読みしている。
 □自社製品、自社株の購入を強制しようとする。
 □経営者が三文芝居を演じ、社員をホロリとさせようとする。
 □辞めた社員の転職や次の仕事の邪魔・妨害をする。
 □自殺や過労死で遺族に訴えられたことがる。
 □辞めた後、二度と関わりたくない、近寄りたくない、話もしたくない。

などなど。上記は確定要素ではありませんが、努力目標として、この様な項目に心当たりがある場合は改善努力をしなければなりません。自分が入社したくない会社は作らない。現状で達成されていない項目があったとしたら、素直にそれを認識して、まずはスタート地点を確認しなければ、目標となるゴールに到達出来ません。

「目標」を設定し、「出発点」を認識し、正しく「プロセス」を作り上げる事。

素直に自分を認識しない限り、人間は成長する事はあり得ません。

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次に、「コーポレートスローガン」についてお話しました。

「あなたの会社はどのような会社ですか?」

とヒトから尋ねられた時、

「はい、うちは創業以来30年以上生徒の事を第一に考えてきた、従業員一丸となって業務に当たっている熱血な会社でして、数多くの合格実績は勿論の事、生徒たちに大変素敵な思い出を残してきた、すばらしい塾です。従業員は現在10名ですが、最盛期には20名だった事もありまして、現在の生徒数は60名で、最盛期には100名を超えていました。春にはお花見、夏にはキャンプ、秋に遠足、冬にはクリスマスパーティを開催して、イベントも充実。毎日生徒たちが笑顔で通学して、もっと笑顔にして返す事を従業員たちに命じておりまして、経営者である私自身も生徒たちのためであれば何を犠牲にしても構わないと考えている、根っからの教え屋でして、あ、あと講師スタッフたちも喜んで朝から晩まで働いてくれて、本当に嬉しい悲鳴をあげそうです。参考書も充実していて、保護者会も年に3回は行っていますし、1ヶ月に一度は必ず生徒面談を行って常に情報に敏感になれる様にしておりまして、それから、えーと、、、」

と答えていたら、「結局、何なの?」という事になります。

ですから、まずは伝えたい「メッセージ」を簡潔にじっくりと作り上げ、その上でそれを補足するコピーを作る方法を採った方が良いですよね。読んでもらうためには「目を引く」事が必要でして、これを「キャッチコピー」と言います。このキャッチの中に、「伝えたくてたまらない色々なメッセージ」をギュッと凝縮して、出来る限り簡潔に消費者などの外部、、、、だけではなく従業員などの「内部」にもアピールします。

「うちの会社はこういう所だよ!」と内外に伝える方法。それが「コーポレートスローガン」です。これは決して「綺麗ごと」ではなく、「目標や夢」ではなく、企業としての現状の理念を「未来に向けて正しい形で」、「社会」「顧客」「従業員」を統一して教育する為の一つの方法です。

例えば、以下の様な物があります。

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株式会社東芝 「Leading Innovation >>>」

私たち、東芝の使命は、お客さまに、まだ見ぬ感動や驚きを、次々とお届けしていくこと。人と地球を大切にし、社会の安心と安全を支え続けていくこと。そのために私たちは、技術・商品開発、生産、営業活動に次々とイノベーションの波を起こし、新しい価値を創造し続けます。

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三菱電機株式会社 「Changes for the Better」

コーポレートステートメント”Changes for the Better”は「三菱電機グループは、常により良いものをめざし、変革していきます」という私たちの目標や姿勢を意味するものです。グループ社員ひとりひとりが、自ら『より良いもの』を求めて変革し、日々の活動の中で、企業理念に示された「技術、サービス、創造力の向上」を図り、『もっと素晴らしい明日』を切り拓いていくことをお客様に約束する、三菱電機グループのコーポレートステートメントです。

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KDDI株式会社 「Designing The Future.」

「KDDI」のコーポレートスローガン“Designing The Future.”(デザイニング・ザ・フューチャー)は、グローバルかつシームレスに飛躍発展する情報通信事業と3社の融合をイメージした「KDDI」ロゴマークと組み合わせて、「KDDI」のブランドアイデンティティを表現する基本スタイルとし、テレビCMをはじめとする国内・海外でのコミュニケーション活動において積極的にメッセージして参ります。

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アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社) 「生きる」を創る。

日本初のがん保険でスタートし、「生きるための保険」を切り拓いてきたアフラック。がんをはじめとした病気やケガ、介護にまつわる不安を少しでも取り除き、自分らしく生きていただくためのお役に立ちたい。そんな想いが、私たちの中に脈々と流れ続けています。「生きるための保険」のリーディングカンパニーとして、私たちは、時代の変化を先取りした商品・サービスを創造するとともに、お客様のことを親身になって考えられる心を大切にしていきます。お客様ひとりひとりが創る、自分らしく充実した人生。アフラックの願いです。

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第一三共株式会社 「つくっているのは、希望です。」

私たちは、人間をこよなく愛する製薬会社です。人間といういのちの輝き、いのちのすこやかさを愛し、そのためになることなら、どんな努力も惜しまない製薬会社です。私たちはどこよりも先進の集団でありたいと思っています。すぐれた研究力と開発力をみがき、つくれなかった薬をつくり、治せなかった病を治す。そのことに限りなく貢献できる会社になろうと思います。私たちはどこよりも誠実な集団でありたいとも思います。医薬品づくりは、いのちにかかわる仕事。そのことを胸深く刻みつつ、誰からも、心から頼られるパートナーでありたいと思うのです。人間の、かけがえのない一日一日をしっかり守ること、思いがけなく待ち受ける病に、すばやく立ち向かうこと。私たち第一三共がつくっているものは、医薬品であると同時に、すべてのいのちをまばゆく照らす「希望」だと思うのです。

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まだまだ他にも様々な企業のコーポレートスローガンをご紹介させて頂きましたが、ここで皆さんに解って頂きたかったのは、「全ての企業の活動理念は、業種や企業に関係無く、統一されている」という事。

これらのスローガン、「塾のスローガンです」と言われても通用しそうですよね?

結局企業は、「お客様の幸せのため」に活動するべきなのです。全ての企業が「お客様の幸せのため」に活動しようとすれば、同じ様なスローガンになってしまうのも当然。ですから「違う企業なのに似ている様なスローガンもある」というご意見があったのも、至極当然という事になります。

その様に、塾もそれ以外の業界も、同じく世の中で「正しい公益を生み出し、お客様を幸せにした上で、正当な経済循環を促す」という点は変わらないのですが、残念ながら「塾村」という小さな共同体を作った上で、その中で平和に(平和と勘違いして)暮らしている人が多い、という事なのです。または「何となく大変な気もするけど、その正体が何だかわからない」というケース。

良く言えば「孤高の一匹狼」で、悪く言えば「社会不適合」な業界だと言えます。

民間教育業界の最大手は「ベネッセホールディングス」で、売り上げが4000億円以上。
塾に限れば栄光ホールディングスの400億円以上。
ですが、世の中にはもっと「大手」が数多く存在しています。

(続きます)

塾はどうみられるべきか?①「こんな塾はダメだ!」

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11月24日。

晴天の中、公益社団法人全国学習塾協会関東支部の研修会が、弊社総合教育商社翔英館本校で開催されました。関東地方の東京、千葉、神奈川、埼玉、栃木、群馬の各地よりお客様をお招き致しました。

内容は「こんな塾はダメだ!」「ブラック企業の条件」「コーポレートスローガン」「未来に繋がる組織になる為に」など、塾業界を内側から否定して、抜本的な意識改革を促す内容で行いました。

【ダウト!こんな塾はダメだ】
まずは私がゼロから制作した、「隅から隅まで突っ込みどころ満載」の塾のパンフレットを使って、「ココがおかしい」「あそこがおかしい」という箇所を皆さんに突っ込んでもらいました。

ある程度のコンプライアンス遵守の感覚があれば当然の様に守っているべき内容ですが、いつの間にか守っていない、またはモラルに反している、その様な箇所を再確認する事で後に繋がる「塾の未来の形」を考え直してもらうきっかけとしました。以下はその一例です。

・他社のコーポレートスローガンをパクっている。
・見栄を張って組織を必要以上に大きく見せようとしている。
・地域No.1、地域最強など、根拠の無い大袈裟な表現を使って不当表示法に違反している。
・実際のサービス内容と掲載された写真に相違があり、どこかから無断で写真を引用して著作権法に違反している。
・合格実績の出し方が曖昧で、何年分かもわからず、「まとめて何人」という出し方をしている。一定期間在籍した生徒以外の実績も含まれている可能性がある。
・受講料金やテキスト代が不当に高く、意味不明使途不明の料金が含まれている他、料金表に含まれていない追加の料金が発生可能性がある。
・「いかなる理由があろうとも返金できない」など、塾に関する特定商取引法違反をしている。
・遅延損害金があり、その利率は闇金も真青になるくらい高く、消費者契約法に違反している。
・必要以上の個人情報の取得が行われており、個人情報保護法に違反している。
・入塾を決意するまで中々帰してくれなそうなイメージを植え付ける。
・講師紹介で、根拠も無く「指導力日本一」「カリスマ講師の最高の指導」などの記述。
・チンピラ自慢、犯罪自慢。
・体罰。
・朝から晩まで不当に「任意の強制労働」で働かせられる、ブラック企業の体質。
・友達紹介の景品が高額すぎて、不当景品法に抵触する可能性。
・「キャンペーン」であれば期限を切るべきだが、随時友達紹介キャンペーンを行っている。
・生徒を営業マンとして扱っている。
・テキストのコピーの配布など、著作権法違反が行われている。
・有料で生徒の送迎を行っているが、二種免許も緑ナンバーも取得していない。
・飲食店営業許可もなく、有料で生徒に料理を出している。
・安全対策として、本物の警備会社の通報システムではなく、シールだけで誤摩化している。
・募集要件が「年齢経験学歴全て不問」である。また、ド素人がやっている可能性もある。高校生でも出来る可能性のある記述。
・塾をお金儲けの道具としてしか考えていない。
・やたらと労働時間が長い。
・それに応じた給料額が低く、最低賃金に到達していない。
・営業の研修はあるが、教務研修はない。
・社会保険が完備されていない。アルバイトでも労災保険は適用する必要があるが、ない。
・連絡先がフリーダイヤルしかなく、住所も書いていないのでどこにあるのかわからない。
・新校舎開業計画が無茶。または見栄っ張りで実現不可能な事を言っている。
・求人広告で「お金儲け」を臭わせる記述や写真を使っている。

などなど。「こういう事は普通に塾で行われている」という「普通」。普通だったら正しいかと言えばそういう事では無く、「大多数が普通に違反している」という事が沢山あるわけです。

例えば、生徒が先生に、「せんせぇ〜、ここちょっとコピーして〜」で「いいよ〜」で渡す。はい、ダメ。
例えば、先生が「お!この新聞のこの記事、ちょっと良いな。コピーしてみんなに配ろう!」。はい、ダメ。
例えば、生徒の情報が入った名簿等を、鍵のかからない場所にいつでも誰でも見られる様に置いてある。はい、ダメ。

「良い塾」の基準は色々あって良いと思うし「これを満たしているのが良い塾だ!」みたいに杓子定規に決める必要は無いと思いますが、「これをやったら悪い塾」というパターンはなければなりません。

残念ながら塾業界は以上の様な事が横行しており、3年以内の離職率が48.9%という所からも「ブラック業界」と言って間違いないと思います。

勿論、「いや、業界はブラックだけど、うちの塾は違うよ!」という事で自社の福利厚生や労働環境向上の努力を重ねている塾もありますが、大抵その様な塾は「自塾の事」だけを考えています。それは当然といえば当然ですが、それでは意味が無いのです。

もの凄く荒れ果てた村があったとします。その村では違法行為が平気で横行していて、ゴミだらけで、それが当然だと考えている村民が大多数を占めている。その中で「私の家だけは綺麗です」と言った所で、「その村自体に入りたくない」という人もいることでしょう。

つまり、塾業界全体の掃除をしなければ、どんなに一部の企業が努力をしても、「所詮塾でしょ?」という事でその企業の評価も上がりません。

「子どもに勉強を教えるのが好きだから」で塾を始めた人が昔は多かったのはわかります。だからといって「子どもに勉強を教えさえすれば、後は何をしなくても良いし、何をしてもいい」という事ではないわけです。

ここまでお話した所で、「プロローグ」が終了しました。

(続きます)
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